- この記事は両ストーリーのネタバレを含みます。
- この考察は既に多くの先生方によって語られているようなので新しい見解のようなものはないと思います。
ゲーム内の公開日順
- 2021/05/27 エデン条約編1章前半
- 2021/06/30 夏空のウィッシュリスト(~07/15)
- 2021/10/12 エデン条約編1章後半
- 2021/10/27 〃 2章前半
- 2021/11/17 〃 2章後半
- 2021/12/15 〃 3章前半
- 2022/01/12 〃 3章後半
物語内の時系列順
- エデン条約編 1章~2章
- エデン条約編 3章1話~4話
- 夏空のウィッシュリスト
- エデン条約編 3章5話以降
根拠
アズサはエデン条約編2章4話(水着パーティー)で「海に一度も行ったことがない」と言っているため、2章までは夏空のウィッシュリストよりも前の出来事になる。
そして、エデン条約編3章4話のトリニティのシーンで以下のような描写がある。
- ツルギが絶好調(に見える)
- マシロが任務続きで疲れている
- 謎の生徒に戦車を奪われ、見事なドリフト走行も見せられる
- コハルは風邪のため正義実現委員会の任務を休んでいる
- ハナコはシスターフッドの手伝いをしていてお出かけができず、そのことを根に持っている
- 「まあ全員一緒ではありませんでしたし……」
戦車の件は「夏空のウィッシュリスト」冒頭のヒフミでほぼ確定。戦車をパクってドリフトさせるやつはヒフミしかおらん。ツルギとマシロの件も夏空(略)の冒頭と一致する。
そして、「夏空のウィッシュリスト」の冒頭と本編の間が空いていない。エデン条約の調印式までも色々あってそれなりに期間が空いているだろう。以上を踏まえると、時系列的に3章4話直後に「夏空のウィッシュリスト」が始まり、3章5話以降はそれよりも後の出来事であると推測できる。
ハナコのセリフはコハルが風邪で休んだことと合わせて補習授業部全員で海水浴に参加できなかったことを指していると思われるが、そもそも「夏空のウィッシュリスト」の件はアズサとヒフミのやらかしの責任を取らせるという一面もあったので、仮にコハルとハナコがフリーだったとしても参加していたかは微妙。秘密作戦というわけでもないので参加可能ではあったかもしれないけど。メタ的に見ると、プレイヤーからの「なんで他の2人がいなかったの?」に対する回答なのかもしれない。
20:22追記 当初は補習授業部全員で海に行く予定だったのかもしれない。そこでヒフミが「夏といえば戦車ですよ!」つって戦車をパクって(本人は一時借りただけと主張している)アズサと暴れて怒られて、しかもハナコとヒフミは参加できなくなり、結局全員で行けなかった、という流れなのかも。いつか全員で行けたらいいね。行ったかな。
感想
正直深く考えてなかったんだけど、なんか当時阿鼻叫喚だったらしいという話を聞いたので調べてみたら意外なことが分かって面白かった(気楽な感想)。
以下は当時のプレイヤーたちの様子の推測だけど。
エデン条約編1章前半が公開されて、先行きが見えないシリアスな展開にハラハラしてたけど、1ヶ月後に夏空のウィッシュリストが開催されて、そこでは何かから解放されたかのように伸び伸びとしたヒフミとアズサ(と正義実現委員会)がいて、仲も良さそうなので、これはエデン条約編の後の話なんだな、ハッピーエンドで終わるんだなと安堵した。
しかしその後、エデン条約編の続きの公開まで大きく間が空いて焦らされることになり(夏空のウィッシュリストと1章後半の間は3ヶ月ほど空いている!)、挙句の果てには12/15に公開された3章前半を見た察しのいい先生は「えっ、ここからの話ってあの海水浴の後の話なの……?」となる。それまで信じていた「ヒフミとアズサが笑顔で触れ合う未来」が保証されなくなる。ついでに後半公開が年越し後だったので先生方の情緒はそりゃもう大変なことになった。
……といった感じだろうか。そうだとすると恐ろしい話だね。リアルタイムで連載を追っているとこういうことがあるんだね。
余談
個人的な話だけど、実はエデン条約編の初読時、ヒフミが宣言するシーンでボイスが一部再生されない不具合に当たって、若干没入感が削がれるということがあった。使用しているエミュレーターのせいなのかゲームのバグなのか不明だけど、今エミュレーターでもう一度見返したら問題なく再生されたので良かった(?)し、普通に感動した。
あと、3章5話での連邦生徒会の記者会見で、SRT特殊学園の閉鎖が決定したこと(+エデン条約)について質問を受けていて、以下のように回答していることに気付いた。完全に忘れてた。
[リン]
各学園の自治区で起きた事件につきましては、基本的にはそれぞれの学園に対応を委ねています。連邦生徒会の無闇な介入はかえって無責任かと考えます。[モモカ]
まあ、介入する時間も人手もないし。[アユム]
モモカちゃん……っ!